まつげが少ない|おすすめメイク方法と美容液!まつげ貧毛症の治療
まつげが少ない悩みについて
「まつげが少なくてスカスカ」
「マスカラをするとひじきみたいになる」
「ビューラーで挟むと抜ける」
このように、多くの人を苦しませるまつげが少ない悩み。
まつげが少ないと、ただでさえ目元の印象が控えめになりがちになるにも関わらず、アイメイクも上手くいかないものです。
加えて、つけまつげやマツエクなどを着けると、かえってまつげにダメージを与えてしまうリスクがあります。まつげを多く見せるために着けたのに、もともと少ないまつげがさらに抜けてしまうかもしれないジレンマに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

このページでは、まつげが少ない原因と対策、おすすめメイク術や美容液などを幅広く紹介します。
もしかしてまつげ貧毛症?
自分のまつげに関して「少ない」「短い」「細い」などの悩みを抱えている方は、まつげ貧毛症かもしれません。まつげ貧毛症とは、まつげの数やボリュームに関して、不足していたり不十分である状態を指します。
まつげには、汗や紫外線、ホコリなどの外部からの刺激から目を保護するだけでなく、その人の目元の印象を華やかに彩る役割があります。まつげ貧毛症になると、刺激に対する免疫力が低下するうえ、魅力的なまつげの条件である長さや濃さが失われます。
まつげ貧毛症の原因には日頃のケアが深く関わっています。
先天的にまつげの量が少ない・短い方ももちろんいますが、中には何らかの原因によって後天的にまつげ貧毛症を起こしている方もいます。
まつげ貧毛症がおきる原因としては、アイメイクによるダメージや加齢、皮膚炎、抗がん剤などによる薬剤誘発性の脱毛などが挙げられます。まつげにダメージを与える可能性のあるアイメイクに関しては、以下に該当する行為に注意が必要です。
- ビューラーでまつげを引っ張っている
- 古いゴムのビューラーを使っている
- マスカラの重ね塗りをしている
- クレンジングの際に強く擦っている
- 長期間マツエクを着け続けている
- つけまつげを毎日着け続けている
これらの不適切または過度なメイクは、まつげに深刻なダメージを与えて切れ毛や抜け毛などといったトラブルの元となります。
特に過度なアイメイクに関しては、もともとまつげが少ない方ほどやってしまいがちです。まつげをより濃く長く見せようとするあまり、日常的に過度なアイメイクを続けた結果、まつげ貧毛症の悪化が招かれます。
元のまつげよりも量が減ってしまい、さらにそれを隠す為にアイメイクを施してしまいますと悪化のループに陥ってしまいます。
病院で行っているまつげ貧毛症の治療
まつげ貧毛症の治療は、医療機関でも受けることができます。まつげ貧毛症の治療は保険が適用されません。自由診療となりますので、費用は全て自己負担です。つまり、普段、病気や風邪で病院に行った際に支払う費用よりも、大幅に高くなる可能性があることも覚悟しておきましょう。
外来は皮膚科の病院で行っています。
受診するべき診療科は皮膚科です。皮膚科でも普段からまつげ貧毛症の外来を行っていないところもありますので、事前にホームページか電話で確認しておきましょう。外来を行っている場合には、治療費に関しても確認できると安心です。
まつげ貧毛症の治療では、難しい検査などは行いません。医師による視診と問診がメインとなります。視診でまつげの状態をチェックしたのち、問診で普段のメイク方法や生活習慣などが聞かれます。
以前に比べて「少なくなった」や「細くなった」などの悩みを抱えている方は、必ずその旨を伝えてください。また、まつげ貧毛症の原因に心当たりがある場合にも、具体的に伝えられると良いでしょう。
治療法には日常ケアと育毛剤の使用もしくは植毛があります。
まつげ貧毛症と診断された場合、まつげにダメージを与えるような生活習慣やメイク習慣があるようでしたら改善するようアドバイスされます。
日常ケアで改善が見込めないような症状であれば、医薬品の育毛剤の処方が検討されます。グラッシュビスタやルミガンなどの医薬品の育毛剤は、毛包に働きかける作用によって非常に高い育毛効果が期待できます。
まつげの発毛に適した毛包のない患者では、植毛が検討されます。植毛の費用は高額となりますので、医師とその必要性をよく話し合って決めるようにしましょう。
まつ毛が少ない人におすすめのメイク方法3選
①アイライナーでまつげの隙間を埋める。
まつげのボリュームが少ない方は、アイライナーを使ってまつげの隙間を描き足してあげましょう。まつげの密度が濃くなりますので、薄くなりがちな目の輪郭が強調され、目元がくっきりとした印象に仕上がります。
まつげの根元(目のキワ)にアイラインを引く際には、できるだけ細く描くこともポイントです。太く描いてしまうと、保護色でまつげが隠れて、かえって短く見えてしまいます。
また、アイラインを引く際には、目じりから1cmほど長めに描くと効果的です。まつげが短い方でも、長く見せることができます。描く際に目尻側を上げてしまうと、かなり印象の強いキャットラインになってしまいます。好みでない方は、目のカーブに沿ってなだらかに描くようにしてください。
リキッドアイライナーがおススメ
まつげが少ない方のアイメイクに最適なのが、リキッドアイライナーです。ペン先が細いリキッドアイライナーは、細いラインを引くのに向いています。オーガニックタイプの商品もありますので、まつげのダメージを抑えたい方にも適しています。
②マスカラ下地を塗る。
まつげが少ない・短い方に欠かせないアイテムがマスカラ下地です。マスカラ下地を塗ることで、まつげに長さとボリュームを出すことができます。まつげにマスカラが馴染みやすくなりますので、マスカラがダマになるのを防ぐこともできます。
加えてマスカラ下地には、メイクによるダメージを防ぐ効果もあります。ビューラーで挟んだりマスカラを塗ったりといった日々のアイメイクは、確実にまつげにダメージを与え続けます。マスカラ下地でまつげの表面をコーティングすることで、まつげにかかる負担を和らげることができます。
マスカラ下地の中には、まつげをケアする美容液成分が含まれているものもあります。
③ビューラーを3段階に分けてかける。
短いまつげを上向きに長く見せるためにも、必ずビューラーは使いましょう。とはいえ、まつげが短い方の中には「ビューラーを使ってもカールがかかりにくい」という悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
カールの取れにくいまつげを作るコツは「根元→真ん中→先端」と3段階に分けてビューラーで巻いていくことです。3段階に分けて徐々にかけていくことで、キープ力が高くなるうえ、まつげのカーブがなめらかになってマスカラが乗りやすくなります。
ビューラーを使う際には、強く挟んでまつげにダメージを与えないように注意して行いましょう。
注意しながらホットビューラーを使うのもアリ!
まつげが少なく短い方の中には「ビューラーでまつげが挟めない」という悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
そんな方に適しているのがホットビューラーです。ホットビューラーは、挟むのではなく、ヒーターで温めてまつげをカールアップさせるアイテムです。小さいくしのような形状になっており、根元から先端に向けてまつげをとかすイメージで動かすと、上手にカールが作れます。
ただし、ホットビューラーを使うとことは、まつげに熱でダメージを与えることになります。同じ場所に3秒以上当て続けないように注意して使いましょう。
マツエクはする?しない?
まつげが少ない方でも、マツエクを装着すること自体は可能です。とはいえ、マツエクを装着するということは、少なからずまつげに負担をかけることになります。マツエクを装着すると、まつげに接着剤とエクステの分の重みがかかります。マツエクをつけている期間が長くなればなるほど、重みによるまつげへのダメージは蓄積されていきます。
特にもともとまつげが少ない方は、まつげが細くて薄い傾向にあります。丈夫なまつげでは耐えられるダメージでも、やせ細っているまつげでは「抜け毛」や「切れ毛」などのトラブルに直結してしまうこともあります。
まつげが少ない方がマツエクを装着する場合には、施術者によく相談したうえで軽めのエクステを選んだり、期間を決めたりなどの工夫が必要です。
まつげが少ない方におススメの美容液3選
市販されているまつげ美容液には、主に保湿成分が含まれています。乾燥によるダメージでまつげの貧毛がおきている方には、美容液によるケアは効果的です。もともと少ないまつげを美容液で濃くしようというのは、少し難しいとは思いますが、日ごろのケアにはうってつけです。
①高い人気と知名度がある「リバイブラッシュ」。
まつげが少ない方に最もおススメな美容液は「リバイブラッシュ」です。日本のシーエスシー株式会社から販売されています。まつげ美容液の中でも、高い知名度と人気を誇る商品です。フリーマガジンのPoco'ce(ポコチェ)の企画において、2018年のベストビューティーアワードを受賞しています。
リニューアルされており、従来品と比べてヘアサイクル成分が2倍、まつげサポート成分が10%増量しているようです。加えて4種類の新しい目元ケア成分や、まつ毛美容成分とされているキャピキシル5%も新たに配合しているとされています。安全性に関しては、眼刺激性試験やアレルギー性試験、感受性テストなど、合計5つの試験で低刺激性が確認されているようです。
②独自成分を配合した「スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュ」。
スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュは、スカルプDのまつげ美容液シリーズの中でも最もメジャーな商品です。育毛シャンプーとして有名なスカルプDと同様、アンファー株式会社によって販売されています。タレントの渡辺直美さんが出演しているCMでも有名であり、一般的な知名度においては№1ともいえるまつげ美容液です。
日本最大級のコスメ・美容の総合サイトである@コスメのクチコミランキングにおいて、第1位を獲得しています。
スカルプDボーテピュアフリーアイラッシュには、独自成分であるラッシュDカプセルが新配合されているようです。ラッシュDカプセルとは、整肌成分や保湿成分がギュッと詰め込まれているナノ化したカプセルです。また、育てたまつげをキープする働きのあるワイドラッシュも配合しています。
③リバイタラッシュの日本版「リバイタラッシュアドバンスジャパン」。
まつげが少ない悩みをサポートする働きがあるのがリバイタラッシュアドバンスジャパンです。リバイタラッシュアドバンスジャパンは、もともと海外製品だったリバイタラッシュを、日本の薬事法に適合する成分のみで特別改良して作られました。
成分が変わりましたが、まつげを伸ばす力は本家と変わっていないとされています。リバイタラッシュの日本における輸入総代理店であるエム・アール・アイ社より販売されています。
リバイタラッシュアドバンスジャパンには、独自の成分である「バイオペプチン コンプレックス」が配合されているようです。バイオペプチン コンプレックスとは、まつげの状態を整えたり強化する働きのあるグリーンティーやペプチドなどを独自の特許技術によって組み合わせて作られている成分です。
その他にも、植物性エクスやステロール、脂肪酸、アミノ酸、ペプチド、ビタミンBなど様々な成分を含んでいます。
まつげが少ない悩みについてまとめ
まつげが少ないと、目元がスカスカになったり、アイメイクが上手くいかなかったりなどの悩みが絶えません。
まつげが少ない悩みを抱えている方は「まつげ貧毛症」かもしれません。まつげ貧毛症の治療は皮膚科で行っています。治療には日頃のアイメイクの改善に加えて医薬品が処方されます。
少ないまつげをより多く見せるためには、アイライナーでまつげの隙間を埋めることが大切です。マスカラがつきにくい方は、マスカラ下地を使いましょう。カールがかかりにくい方は、ビューラーを3段階に分けてかけます。
マツエクは、少なからずまつげに負担をかけることになりますので、あまりおススメしません。
まつげが少ない方は、美容液を使って日頃からケアを怠らないようにしましょう。おススメの美容液は「リバイブラッシュ・スカルプD・リバイタラッシュアドバンスジャパン」の3つです。
現状よりも、まつげの量を増やしたい、延ばしたいという方には、医薬品のケアプロストがおススメです。